データプランなしでは使えない
以前、AT&Tで購入したスマートフォンは、データプランがなくても使えたらしいが、今年の９月から強制的にデータプランに加入させられるようになったらしい。但し、AT&Tの電話ではなく、アンロック電話を使えば大丈夫のようだ。
例えば、通話とSMSマシーンとして使いたくてAT&Tブランドのブラックベリーを買ったとする。データプランはつけないでおく。しかし、その電話でAT&Tのネットワークに繋げると、自分のアカウントに自動的にブラックベリーデータプランが追加され、自分で消すことが出来なくなったりするようだ。
ほぼ逃げ道はなさそうで、ぶつぶつ文句を言っている人が結構いた。今までAT&Tは優しすぎたわけだから（携帯電話用の安いプランを使って、スマートフォンでデータを使い放題することが出来たりした）、個人的にはちょっとくらい厳しくしてもいいと思うけれども。
そんな訳で、QWERTYキーボード付きの電話が欲しいと訴え続ける娘用に、お手頃なアンロック電話を物色中。データプランは月３０ドルとバカにならないし、そんな贅沢なものは高校生に必要ないので、高くてもWi-Fi付きのアンロック電話を買って、電話回線の使用は通話とSMSだけに限定し、データが使いたいときはWi-Fiを使うようにすれば、割安なのである。
娘は誰かから学校の教師用のWi-Fiのパスワードがもらえたので、学校でWi-Fiが使えるため、携帯電話のデータ回線を特に必要としないのである。あたしと一緒に出かける時は、ずっとあたしのiPhoneを使ってるしね。
携帯電話のアンテナ表示
あたしの住んでいる地域では、AT&Tの3G電波がそれなり行き渡っているようで、iPhoneを使っていても黒苺を使っていても不満はない。通話が途切れることもないし、圏外になることもない。
たまに3Gの電波が入らず、しばらくの間EDGEを使わされることもあるが、滅多にないことなので、別に文句を言うほどの問題ではない。
しかし場所によっては、まだまだAT&Tの3G電波が届かない場所があるようで。そういう所に住んでいる方は、iPhone 3GSを使っていてもBoldを使っていても文句たらたらである。そりゃそーだろうなあ。そういえば、ニューヨークのJFK空港では、確かに電波が入りづらかった。
ところで、たまにiPhone 3GSだと3Gでアンテナバーが全部立つ勢いなのに、黒苺の方はEDGE表示だったりすることがある。黒苺のEDGE表示は大抵すぐに3Gに戻るが。あるいは、両方とも3Gと表示されているんだけれども、黒苺はアンテナが全部立っているにも関わらず、iPhone 3GSは一本も立っていないということもあったっけ。
携帯電話のアンテナ表示ってどこまでアテになるのかなあ。
BlackBerry Messenger
使い方が分かる人、持って行って下さい。
留守番電話を固定電話から聞く
米国の携帯電話で、留守番電話を聞こうとすると、通話料がばっちりかかる。あと、電波が届かないところにいて、留守番電話が入っているのにメッセージを聞けなくて困ることがあるかもしれない。そんな時に固定電話からAT&Tの留守番電話のメッセージを聞く方法のご紹介である。
まず、電波の入る場所にいたら、携帯電話の電源は切っておいた方がいいかも。その方が早く応答メッセージに繋がるから。
方法はと言うと、到って簡単。自分の番号に電話をかけ、応答メッセージが聞こえて来たところで「＊」を押し、その後に暗証番号を押すだけ。その後は、端末から聞いてるみたいに普通にメッセージが聞ける。それだけ。
ちなみに応答メッセージが聞こえて来たところで「＃」を押すと、応答メッセージを止めることが出来るらしい（未確認）。誰かに電話した時、メッセージを残したいんだけど、いちいち応答メッセージを聞いてるのがかったるい、通話時間を少しでも節約したいなんて時にお試しあれ。
これはAT&Tの場合であり、他の電話会社の仕組みはちょっと分かりませぬ。あと国外からでもアクセス出来るのかどうかは分からない。出来たら便利だねえ。
使い分けその（２）
現在、自分のメイン電話はiPhoneである。iPhoneか黒苺、どちらかしか持って出かけられないとしたら、もちろんiPhoneを持って行くことになる。また、iPhoneで出来て、黒苺で出来ないことはほとんどないと思うので（使い勝手はとりあえず無視して、出来る出来ないだけで判断したとしたら）、黒苺だけ持って出かけたら、あ、XXが出来ないと困る場面が出てくることは明らかだ。しかし、その逆はなさそう。
自分にとってiPhoneの最大のデメリットは、文字入力のしづらさと電池が保たないことである。これは逆に黒苺側から見るとメリットになっていると思う。そしてこの２点は、あたしが携帯電話に対して求めることリストの上の方に位置する。そのため、たとえ何かが出来なくなり、不便になるかもしれない恐れがあっても、スタミナがあり、入力しやすい黒苺の方が、あたしのメインの電話には向いているかもしれない。
スタミナと入力のしやすさに加えて、電話をかけたり、SMSをチェックしたり、という基本的な電話の操作も黒苺で行う方がずっと快適だ。その日の予定や新着メール・SMSは、ホームスクリーンですぐに確認が出来るし、予定表やメモの確認や入力もiPhoneと比べたらずっと簡単に行える。電話とPDA機能を兼ね備えている、スマートフォンとはこうあるべきという操作性である。ここからしても、メインで使うなら黒苺と思わせるものがある。
しかし、電話とPDA以外のプラスアルファ機能では、もうiPhoneの圧勝である。iPhoneには、こんなことが出来たらいいな・・・という、ドラえもんのポケットのようなプラスアルファ機能が満載なのだ。しかし、基本的な電話とPDA機能がイマイチ。でも、そこさえ目を瞑ってiPhoneさえ持っていれば何でも出来る。
最初はそのドラえもんポケットに感動し、何でも出来ると喜ぶあまり、基本的な機能の使いにくさを見て見ぬフリしていた感がある。しかし、電話として使いやすい電話を手にしてしまうと、つい比べてしまい、その電話としてのiPhoneの使いにくさが目についてくる。しかし、一度手に入れたドラえもんポケットの便利さは手放しがたい。
あと、沢山の方が指摘している通り、黒苺はデフォルトブラウザが、iPhoneのサファリと比べるとイマイチ。しかし、もともとあたしはiPhoneでブラウザはあまり使わないのである。しょっちゅう使うものは、ほとんど専用アプリをインストールしているため（Twitter、ミクシィ、２ちゃん、荷物の追跡、Facebook、等）、ブラウザをいちいち開く必要がないからだ。
ところが、黒苺ではiPhoneのように専用アプリが用意されていないので、ブラウザを開く機会が増えるだろう。そのために一応Opera Miniを入れておいた。ブラウザを多用する人にとって、黒苺のブラウザは耐え難いかもしれないが、あたしにとっては、それがプラスアルファの領域となるので、あまり気にならない。
新しくもらったばかりの黒苺の電話番号が好きじゃないし、iPhoneと電話番号を交換することは出来ないので、契約が終わるまで、このままiPhoneのメイン電話の座は変わらないと思う。その前にあたしの不満を全部解消する新しいiPhoneが出てくれば、もう文句なしのメインになるのだが。
そもそもiPhoneと黒苺は全く異なる種類の機械なので、単純に比較することは難しい。それよりも電話として、黒苺は、ノキアのS60と比べてしまう。S60のような機能やアプリが黒苺にもう少しあったらとても幸せになれるんだけど。例えばプロフィールを自動的に変更してくれるとか、メールやSMSを書いた後、通話ボタンで送信出来るとか、背後に開きっぱなしになっているアプリを削除ボタンで閉じることが出来るとか。
何を使っても完璧な一台というのはなくて、本当に悩ましいのである。PalmのPIM機能＋S60の電話機能＋黒苺のメール機能で最強の端末になるんだけどなあ。何はともあれ、黒苺はあまりいじり甲斐がないので、無理にいじろうとせずに、あまりアプリを入れないで、最大のメリットであるメールアプリを最大限に利用して、あるがままに近い姿で使っていこうと思う。逆にiPhoneでは様々なアプリを試し、自分色に染めていきたい。
何はともあれ、黒苺では、TwitterやFacebookの通知も、SMSもメッセンジャーのレスもメールも、全てメールアプリに飛びこんで来るので、いちいち見に行かなくて済むのがとても便利！大量のメールを受信する人には出来ない使い方かもしれないけど、あたしの1日の受信メールは10通前後なので、問題なし。
