電話機能強化週間 [2]

takephone

 デフォルトの電話アプリの置換え及び機能強化として使っているのが、「TAKEphONE」です。待ち受けとしては同じデベロッパーの「2day」を使っていることが多いのですが、このアプリをそのまま待ち受けとして使っていることもあります。

 これがない駄目という必須アプリではないのですが、全てを5Wayで行うことを前提として作られていますし、愛用している2dayとの連携が抜群なので、やはりデフォルトの電話アプリと比べて使いやすいです。色々と好きなように細かい設定も変えられます(スキンも変えられます)。

 最新バージョンでは、最後にかけた/かかって来た/出られなかった電話のステータスを示す1行が加わり、ますます使いやすくなりました。このアプリの肝は、その電話番号検索の素晴らしさです。これについては既にここで触れましたが、かなり強力です。あらかじめ設定をしておけば、アドレス帳の中の「Note」まで検索をする時に見に行ってくれます。あたしは名前と住所と国(これを使えば日本在住の人だけ選んだりすることが出来るので)と会社名でしか検索をかけていません。あまりこれを増やすとせっかくの高速検索が遅くなってしまうのです。

 デフォルトの電話アプリのスクリーンでは、電話ボタンを押すと通話記録などへ飛ぶショートカットが現れ、5wayで選んで選択と手間がかかるのですが、TAKEphONEを使うと、電話ボタンを1回押すだけで通話記録画面へ飛ぶよう設定が出来ます。他にもリダイヤル/ショートカットスクリーンを自分の希望に応じて追加することが出来ますが、あたしは電話ボタンを押す事によって、アドレス検索スクリーン/通話記録だけを行ったり来たりするように設定しています。更に電話ボタンを長押しすると最後の番号にリダイヤルしてくれます(これはデフォルトでもそうなのかも。覚えていません、失礼)。些細なことなんですが便利です。

 TAKEphONEのスクリーンで電話番号を押し始めると最初はアドレス帳を探しに行くのでアルファベットが出て来ますが、アドレス帳にないと分かった時点で自動的に番号表示に切り替わります。番号を入力し終わった後に5Wayの下を押せば番号をそのまま保存することが出来ますし、真ん中を押せばその番号に電話をかけてくれます(これもデフォルトで出来たかも・・・Treoの便利機能ってことで)。

 ロサンゼルスでは、「310」というエリアコードで始まる電話番号は全て市内扱いの「はず」ですが、今年から同じ「310」圏内でもいちいちエリアコードを押さなくてはいけなくなりました。しかし、TAKEphONEではあらかじめよく使うエリアコードをひとつ覚えておいてくれるので(ユーザーが覚えさせるわけですが、もちろん)、エリアコードを押さなくても電話をかけられます。ひと手間省けて便利です。

 その他にも通話記録の中から特定の記録だけ検索して抽出出来たり、電話番号を1クリックだけでコピーしたり(他のアプリで後で使える)、SMSを送ったり、電話帳に追加したり、他のアプリから電話をかけられたり(これは「TreoSelecText」でも可能)、など色々な操作を簡単に5wayだけで行えるよう考えて作られています。

 他にも、別の電話からTreoで電話をかけられる(もしかして日本在住の人に便利な機能かな)とか、内線番号を回す必要のある電話番号の内線番号もあらかじめ記録しておける(使う機会がないので未検証です)、などとにかく多機能なアプリです。メモリに余裕があったらお勧めです。