SMSでメール

 日本でいうところの携帯メールは、アメリカのSMSに当たると思います。大学では、みんな(授業中も)ピコピコSMSを打っていますから、若者にはかなり浸透しているのでしょう。SMSの送受信にはいわゆるメールアドレスは必要なく、相手の携帯電話番号さえ分かれば送れます。

 携帯電話がなくてもメールとしてPCから携帯電話に対してメッセージを送ることが出来ます。その場合は、電話番号ではなく、以下の形式のメールアドレス宛に送ることになります。これ以外の電話会社のメールアドレスはちょっと分かりかねます。あしからず。

電話番号@mobile.mycingular.com
電話番号@tmomail.com
電話番号@vtext.com

 会社によっては、この電話番号を任意の文字に置き換えるサービスをしてくれます。少なくともT-MobileとVerizonでは、適当に自分で決めたメールアドレスをもらうことが出来ました。だからおそらくCingularでも似たようなサービスを提供していることでしょう。これで、相手に電話番号を教えたくない時でもSMSを利用してメールをやりとりすることが出来ますね。

 Treo650を使って日本語が通るかどうか試してみましたが、T-MoileもCingularもSMSでは日本語が通りませんでした。何かやり方があるのかもしれませんが、あたしの環境では駄目なようです。

 ちなみに上のアドレスを使う以外に、それぞれの携帯電話会社のウェブサイトに行くと、電話番号さえ分かれば手軽にSMSが送れるスクリプトがそれぞれ用意されています。もちろん送る方は無料です。以下にそのサイトのURLを貼っておきましょう。

Verizon Wireless (160字まで)
Cingular (160字まで)
Cingular (元ATT)
T-Mobile (140字まで)

 以上、送受信出来る文字数に制限があるのでご注意下さい。そりゃあ携帯電話ですからね。だから長文メールには向きませんが、相手の状況がつかめない時、今電話してもいい?みたいな内容のメッセージを送るためには使える機能です。ただ、相手がSMSのプランに加入していない限り、大抵1通10セントほど受けた方が徴収されることになりますので、その辺り注意が必要になりますね。

 ちなみにこれはSMSの場合で、MMS(メッセージと一緒に写真などを送る)はちょっとアドレスが変わって来ます。Cingularの場合で、確か「電話番号@mms.mycingular.com」となるはずですが、こちらは試したことがありません。ご要望があれば試してみますけれども。