自分色に染まっていくTreo650

TODAY

 Treo650の電池の持ちですが、2日目はほぼBluetoothをつけっぱなしだったためか、朝は満タンだったのに夜には半分くらいになっていました。ただ電話機能がオンで待ち受けになっているだけだと、さほど電池の消耗は激しくないようです。でも、ちょっと長電話をしたり、Bluetoothのヘッドセットをつけっぱなししていたりすると、電池の持ちはさすがにあまりよくないようですね。

 あと落としちゃたまらないので、はてさて PDAさんのアイデアを拝借して、Treoにストラップをつけました。安全ピンとスタイラスの場所を利用するなんて!素敵なアイデアをどうも有難うございます。

 さて、行き場のなくなったスタイラスは適当にかばんの中に突っ込んでおきましょう。嗚呼、買っておいてよかったSharkNav。これがなかったら、思い切ってスタイラスを外せなかったでしょう。

 閑話休題

 今すぐどうこうするわけではないですが、CingularとT-Mobileのデータプランを調べていました。Treoユーザーの皆さんが、どうやったら安く無制限にネットを使えるか、色々と知恵を貸してくれていました。

 一番安上がりなのは、T-MobileのT-zones1ヶ月5.99ドルプランを使い、プロキシ設定をごにょごにょして、普通のインターネットサーフィンを可能にすることでしょうか。ちなみにこれはPDAではなく、普通の携帯電話のインターネットプランなのでバレたらアレでしょうね。でも、かなり沢山の人が利用しているみたいです。しかし、これでメールが使えるかどうかは不明なので、引き続き調査中。

 次に使えそうなのが、Cingularでこれまた携帯電話用のデータ無制限プラン(1ヶ月19.99ドル、今なら追加料金なしでSMSおよびMMSを200通まで送受信出来るプロモーション付き)を使うこと。Treoだと、全く同じ内容でありながら値段だけ高いPDAプラン(確か39.99ドル)を使うのが妥当らしいのですが、両者に価格以外の違いはないらしいです。

 両方とも倫理的に言ってしまえばやってはいけない事なのですが、月の支払いが20ドル以下でインターネット通信(GPRS)が無制限に可能になるなんて、なかなか魅力的なお話です。

 さて、何度かいきなりソフトリセットに見舞わましたが、その内1度はKsTodoでPoBoxを使って日本語入力している時でした。そこで、KsTodoは止めて、純正のTaskを使ってPoBoxで日本語入力してみたのですが、それでもリセットされてしまいました。毎回リセットされてしまうわけではないので、今のところ様子を見ながらおそるおそる使っています。

 ところで、電話としてPalmを使ってみて、使いやすいなあと思った点はもう数知れず。

 待ち受け画面にその日の予定が表示されるとか、同じく待ち受け画面でキーボードを押すとそのアルファベットを含む電話番号を表示してくれるとか、電話としても使いやすいです。ただ、大きさはいいのですが、それなりに重いので、これを持ったまま長電話するとちょっと辛いかも。あと、自分の顔の脂がTreoにベタッとくっついて、スクリーンやキーボードが汚れるのが気になります。

 それならばBluetoothのヘッドセットを使えばいいのですが、あまり好きじゃないんですよね。一昨日、なぜかNokiaのヘッドセットに電源が入らなくなってしまいましたし。どうやらいきなり壊れてしまったようなのですが、安い買い物ではないので、また買うのももったいないなあと思っているところなのです。

 2つだけ、どうしても追加したい機能がありました。

 1つ目は、着信があったかどうかを確認するためだけに電源を入れるのはなんなので、左上のLED(待ち受け状態の時は、緑色の点滅となっています)の色や点滅の状態を見ただけで、ステータスをすぐ分かるようにすること。

 2つ目は、左側のボリュームキーをスクロールキーに変えること。

 それぞれの機能を備えた別々のフリーアプリがあったのですが、イマイチきちんと動きませんでした。そこで両方の機能を備えた、Butlerを思い切って買ってしまいました。上記の2点以外にも、任意の時間帯(夜、寝ている間とか)はLEDの点滅を止めておくなど、細かい設定をほどこすことが可能です。定価14.95ドルですが、現在プロモーション中のため11.95ドルで購入しました。
 
 Butlerでは、ボリュームキーの下のキーに選択機能を割り当てる事も出来ます。これをスクロール機能に組み合わせたら最強です。Treo 650でのスクロールが、NX80Vのジョグダイヤルのように使いやすくなり、嬉しくて意味もなく片手でTreoを操作してしまいます。

 また、使い始めて知ったButlerの「キー一発でなんでも起動」機能(by J郎さん)も素晴らしいです。例えば「K」を長押しすると「KsDatebook」が立ち上がるように出来るのです。よく使うアプリの起動がキー一発で出来るのです。よくかける電話番号にもキー一発でかけられます。

 あとは、自分でソフトリセットをかけた後、電話機能が自動的に戻らなかったため、TreoHelperというフリーアプリを入れました。これは今のところきちんと動いています。

 というわけでだいぶ落ち着いて来ました。電話的にもPalm的にも自分用に使いやすい環境を構築することが出来ました。Treo 650がなくなったら、生活が不便になるんじゃないかと思うくらい。買ってよかったー!