最初に

sk2 opened

親指でSide Kick II(以下、SK2)の液晶の左下を押し上げると、カシャーンと液晶が開いて、キーボードが姿を現します。この開閉部分には非常に強い磁石が使われているとどこかに書いてありました。

最初、SK2に電源を入れると、Register(登録)しなさいと言われるので、IDとパスワードを入力して素直に登録します。そうすると、すぐインターネットが使えるようになり、そのIDと同じ名前のメールアドレスがもらえます。

そうすると何の設定も必要なく、メールが使えるようになっています。メールボックスの大きさは6MBなので、何もかも詰め込むという訳にはいきません。プロバイダメールやヤフーメールなどを取り込むことも可能です。

sk2 keyboard

T/Cのキーボードと比べてみました。大きさはあまり変わりませんが、横長なので両手で持った時に安定感があり、キーボードが打ちやすいです。

Palmなどと比べると使える機能は限られていてシンプルなので、操作は全般的にごく簡単です。スクリーンはあまり大きくありませんが、PDAではなく、携帯電話と考えれば決して小さいとは言えないでしょう。液晶は明るく、見やすいです。

addressbook

写真は、SK2上でアドレス帳を見たところ。この通り、きちんと日本語が表示されています。スケジュール帳もメモ帳も同じように日本語が通ります。

関係ないですが、ストラップホールがついています。日本製ならではですね。これは有難いと思いました。しかし、普通の携帯電話と違って充電池の取り外しがきかず、予備の電池を持ち運び出来ないのが不便です。

yahoo

そして、こちらはヤフージャパンをSK2のブラウザで見たところ。やはりきちんと日本語が表示されています。

ページの読み込みは非常に遅いですが、所詮携帯電話回線ですから、ひと昔前のダイヤルアップと思って、我慢するしかありません。たまにきちんと表示されない時もあります。っつうか、表示されない時が結構あります。でも、会社のウェブメール(Exchangeサーバー)はきちんと見に行けました。

あたしのSK2は電話としてももちろん機能します。定額プランに入っていないだけで、従量課金制にはなりますが、1分20セントで通話が可能です。緊急の場合の予備電話としては十分です。

でも、電話をかけるのにいちいちスクリーンを起こさなければならず(アドレス帳から電話をかけるのならその必要はないですが)、電話としての使い勝手はよくなさそうなので、これをメインの電話として使うことはないと思います。