Siemens S66雑感

昨日、携帯電話が届きました。CingularGSMネットワークで動く電話です。夕方5時半頃に届いたので、予定通りと言えるでしょう。

Siemensはドイツの会社です。あたしの購入したS66は、ヨーロッパ・アジアではS65として売られているらしいですが、違いはS65が900Mhzをサポートしているのに対し、S66は850Mhzをサポートしているくらいで、後は同じなんじゃないかと思います。

思っていたよりも小さく軽くて、ズボンのポケットに入れても重みを感じないサイズです。逆に落としても気が付かないかもしれないので、注意しないといけないですが。

使いづらそうだなと思っていたキーパッドですけれど、確かに押しづらいですが、隣のキーを一緒に押しちゃったりすることはないので、合格点です。いくらキーパッドが使いづらくても、大きなスクリーンがついている方が有難いです。この電話はキーパッドを犠牲にしつつ、平均的な二つ折りと同じくらい大きいスクリーンがついているのです。

一番の懸案事項であったiSyncを使ったMacちゃんと電話とのシンクロは、呆気ないほど簡単に出来ました。ポイントは、必ず電話の方からMacを探すことだそうです。最初にMacの方から電話を探そうとするとダメだとか。

でも、このシンクロを始めたおかげでタイガーが遠のきました。どうやらタイガーにしちゃうと、iSyncはS66と一緒に上手く動かないらしいので。アップルの対応デバイスリストの中にS66は含まれていませんが、とりあえずS66は、ジャガーとD-LinkのBluetoothアダプターを使用してiSync (1.5)で動きますと、参考までにここでお知らせしておきます。

しかし、アドレスリストは問題なく転送出来ましたが、予定がきちんと転送されません。例えばiCalで午後7時開始になっている予定が、S66で何故か午前1時になっちゃったりするのです。要するに時間が正しく転送されないわけです。日にちと予定の内容は正しく転送されるんですけどね。これって電話とMacの時刻のフォーマットが合ってないのかなあ。時間が正しくないとそもそも予定を転送する意味がありませんよねえ。

あともう1つの問題点は、世界時計を使って、太平洋時間に合わせて自動的に時刻を調整しようとすると、現在の時刻が正しく表示されないことでしょうか。そうすると何のための世界時計でしょうねえ。しょうがないので、今は手動で時間を合わせてあります。

この時刻系の問題点2つを色々と検索をかけて調査中ですが、今のところ似たような症例は発見出来ていません。ということはあたしの設定がなんかいけないんでしょうね。もうちょっと、いじってみるつもりです。

電波の入りは、今のところ問題ないようです。今まで使っていたパナソニックGU87ではサポートされていなかった850Mhz帯域が入るので、電波はよくなっていないとおかしいんですが。あと、GU87と比べて呼び出し音のボリュームも大きくて有難いです。

1.3メガピクセルのカメラ兼ビデオカメラ付きですが、画質はもちろん期待出来ません。でも、Bluetoothで簡単に画像が転送出来るし、RS-MMCが使えるため、メモリを気にせず気軽に写真が撮れていいですね。

サンディスクのRS-MMC(32MB、アダプタ付き)が付属品として付いて来ましたが、我が家にはPCカードスマートメディア、SD、MMC、その他が読み取れるUSBカードリーダーがありますので、万が一Bluetoothが使えなくても、Mac−携帯電話間でのデータのやりとりは無問題です。

本末転倒になりますが、通話そのものはまだ試していません。通話やその他に気が付いたことは、後で雑感第2弾をやりますので、その時にでも。