プロジェクトLAN(涙の)完結編

とりあえず、iMac側でAirPort Admin Utilityを使ってBase Stationを構築するのは諦め、Dell側で設定を試みることにした。MacのハードはMacで設定という固定観念からの発想の転換である。

ところが、Dell側でAirPort Express Assistantを起動させても、Base Stationを認識してくれないのである。だから一昨日も諦めたわけで。しかし、iMac側での設定の可能性がゼロになった今、これしか方法がない。ここでDell側のOSがXPのSP2だったら、AirPort Admin Utilityは使えないらしいので(アップルフォーラムで知った)、もしそうだったらマジでOSアップグレード(129ドル也)しか残された道はなかったのであるが、我が家のDellのXPがSP1だったのはもう不幸中の幸いであった。
しかし、何をやってもBase Stationを認識してくれないので、同じことを繰り返しながら、もうイライライラ・・・・・・・・。色々といじくり回す内に、どうやらいじくってはいけない設定をいじくってしまったらしく(ありがち)、変なばってん付のエラーメッセージウィンドウが出て来て、あせったりもした。

で、結局、AirPort Express Assistantを使うのは諦め、AirPort Admin Utilityを起動し、ダメ元でIP(10.0.1.1) とパスワード(public)を入力してみたら、あっさりとBase Stationの情報ウィンドウが飛び出て来たのである。こんちくしょう!!(泣き笑い)
しかし、このウィンドウを保存をせずに閉じてしまったら、二度と同じウィンドウが出せなくなってあせったあせった。でも、なんとかBase StationのWindowを再度引っ張り出し、今度は忘れずに名前をつけてMy Documentsに保存。もう何処にも行くんじゃないよ。そこで、WEPのパスワードを入力してこれまた上書き保存。Windows XPにくっついて来るユーティリティで、きちんとWEPの設定がされていることも確認した。イェイ(両親指)。

こうしてXPでの設定を完了し、iMacの方へ戻って来たら、もちろんネットワークからの接続を切られていた。いや、繋がっていたら逆にWEPが上手く効いていないわけだから、ヤバイんだけれど。そこで今パスワードをかけたばかりのネットワークに繋げようとしたら、何故か近所のBelkinさんに繋がってしまった。このBelkinさん、うちより接続スピードが速い。うちのインターネットが不調の時はこっそりお借りしようっと。それよりこのネットワークって何処からやって来るのだろう。隣の家(日本人カップルが住んでいる)かな?さて、関係ないが、Belikinさんの他にLinksysさんってのも使えるネットワークリストに上がって来るようになった。このLinksysさんにも今度ただ乗り出来るかどうか挑戦してみよう。これってもしかして犯罪ですか?!

さて、それからiMac側での設定を行い(Network設定ウィンドウのAirportタブで、該当ネットワークをプルダウンメニューから選び、パスワードを入力するだけ。AirPort Admin Utilityハヒツヨウナイアルネ)、その他現時点で考えられる全ての設定と確認を終えた時には、もう午前12時をまわっていた。ああああ、疲れた、マジ眠い。今回のプロジェクトでかなり(無駄な)ネットワーク知識を身に付けました。しかし、あたしの設定したWEPは本当に知識のある人なら簡単に破れる程度のもので、気休めでしかない。しかし、そういう人からの攻撃を受けたら何をしても無駄だと思っているから、WEPはちょっとした安心と自己満足でしかないのだけれど、これでよしとしている。Belkinさんの方からはうちのネットワークに入れないと思うし。

教訓: アップルのデザインの可愛さに負けないこと。値段と汎用性及び実用性でハードは選ぶべし。

(今のところ) 完