MMSで事足りる

 Cingularではデータプランに入っていません。SMS/MMSどちらでも400通まで使い放題で9.99ドルというどんぶり勘定プランには加入していますが、これにはおまけ程度に月1MBまでのデータ使用料が含まれています。しかし、添付書類付きのMMSを送受信した時、添付書類のデータ転送量が別途かかりますので、こみこみデータはそのための保険と思っています。

 せっかく400通までSMS及びMMSが使えるので、出先でお店の情報等を知りたいときはGoogle SMSを使います。「宛先:46645」とし、「ramen torrance ca」などとキーワードを打って送信するだけで、数秒後に該当するお店数件分の名前と電話番号や住所等の住所が記載されたSMSを返してくれるので便利です。後は電話を直接かけて場所を確かめればいいわけで。

 これはお店の情報だけでなく、住所と名前が分かれば個人の電話番号なども調べられるはずです。他にも色々な物が検索出来るのですが、興味のある方は昔の記事を見て下さい。結構、使えます。何しろレスポンスがいいので、下手にインターネットに接続するより早くお目当ての情報を見つけられるような気がします。もちろん文字だけの情報ですので、地図とかビジュアルな情報が必要な時には使えませんけどね。

 他にも、SMSだと日本語が通りませんが、JaPonで日本語化したTreo650のMessaging+Cingularネットワーク環境下のMMSでは、大抵の日本語が通りますので、Gmailの個人メールをそのまま転送してTreoで受信しています。プッシュメールと同じなので便利です。ちなみにCJKOSで日本語化したTreo650でMMSを受信したら、日本語は文字化けしました。

 ドコモの携帯では問題なくあたしが送った日本語メールが読めるようですが、auの携帯に送った日本語メールはどうやら文字化けしてしまうようです。機種の問題なのかキャリアの問題なのかは、実験の絶対回数が少ないので何とも言えませんが。ドコモ及びauから送られて来た日本語メールは問題なく読めます。

 さて、今のあたしのTreoにはメーラーが入っていません。Messagingから普通にメールも送れるので、もともとあまりメールを使わないあたしは必要がないんですねー。MMSを使えば添付書類(画像及び音声ファイル)も送れますしね。また、PoBox+Messagingの環境下では日本語をタイプするときに若干の問題がありましたし、たまにフリーズしてしまいましたが、ATOKとは全く問題がないので、日本語でのメッセージのやりとりは本当に快適です。

 閑話休題

 今月下旬から、Cingularの1通毎(Pay per useという)のメッセージ送受信料が値上がりします。メッセージのプランに加入している人でも、こみこみのメッセージを超えてしまった場合の使用料は同じく値上がるみたいです。ちなみに現在10セントが15セント、と5セントの値上がりです。メッセージを少しでも使うならプランに加入してね、っていうCingularの戦略なんだろうなあ。ちなみにアメリカの携帯電話会社は、通話ではなく、SMSの使用料で儲けている、と何処かで読みました。真偽のほどは分かりませんが。

 そういえばレストランも食べ物ではなく、飲み物で儲けているって言いますもんね。それと同じかな?