Agendusのアドレス帳活用

agendus

 とうとうAgendusに手を出してしまいました。試してみたら、アドレス帳とタスク及び予定の連携にすっかり感心してしまい、気付いたらスタンダード版ですが、購入していました。セールで15パーセントオフになったのも購入の理由のひとつです。

 新規予定及びタスクを作成する時のルックアップ機能は2dayにもついていて、単に誰かの電話番号やメールアドレスを加えるのは2dayで可能です。また、単純な新規作成は2dayの完璧な5way対応のおかげで、Agendusよりもこちらで行う方が簡単です。ですから、これからも単純な新規作成は2dayで行うと思います。

 でも、Agendusで素晴らしいなと思ったのが、コンタクトの個別の会議参加/通話記録です(画像参照)。Agendusのルックアップ機能を使って会議予定に誰かを追加すると、その誰かのコンタクトのスクリーンで記録をまとめて閲覧出来るようになっているのです。

 通話記録が個人別に確認出来るところがツボにはまりました。どちらかと言うと、自分的には、会議予定の記録よりもこちらの方を使う機会がありそうです。Treoのデフォルトでは、時系列でしか通話記録を残せないので。

 例えばTreoのコンタクトに載っているピザ屋にデリバリーをお願いするため、Treoから電話をかけたとします。すると後でコンタクトのピザ屋の記録スクリーンを見れば、何時電話をかけたか、すなわち前回手抜きをしてピザのデリバリーをお願いしたのが何時か、すぐに分かるようになるわけです。それが度重なると、どのくらいの頻度でデリバリーをお願いしているかすぐ分かり、自分への戒めになるのです。

 なんか具体的な例がしょぼいですが、とにかく、自分で記録をいちいちとらなくても自動的に記録が残る、素晴らしい機能だと思います。記録が沢山ある場合、右上のドロップダウンメニューより、自分から電話をかけた記録だけ、完了済みの予定だけ、などと記録の種類別ソートをすることも可能です。タイトルをクリックすると、会議の記録であれば該当する会議予定にジャンプしますし、通話記録であれば何時どれだけの間話しをしたのか教えてくれます。

 Agendusの全体的な印象ですが、思っていたよりも使いやすくありません。正直なところ、学生の身分でこんな多機能なPIMソフトは必要ないのです。但し、思っていたよりももっさりしていませんでした。2dayなどに比べると起動がのろいですが。

 更に5Wayへの対応に不満が残ります。それを考えるとカレンダー及びタスクのメインはやはり2dayです。でも、2Dayは、Agendus(及びDateBk)を意識して作られているので、連携させて使うと便利になります。例えばAgendusで作成したAnniversaryが2dayで表示可能・・・なはずですが、何故か出来ません。これはデベロッパーに問い合わせ中です。あとは、両アプリで同じアイコンが表示されるようになっています。

 但し、アドレス(特に電話番号)の新規入力は、デベロッパーが、最初の目的は簡単に電話番号をメモするためだったと言うだけあって、TAkePHONEで行う方が楽ですね。TAkePHONEのコンタクトからは、簡単に予定及びタスクの新規作成もSMSの送信も行えますし。

 そうそう、Agendusでのメモ機能連携は嬉しいおまけでした。Memoは何もを置換えを使っていませんので。スタンダード版なので手書きやボイスメモ機能などはついていませんが、これはBugMeがあるので問題なし。自分がTreoで使っているのは主としてアドレス及びタスク、カレンダー、たまにメモですので、これのどれかを組み合わせて使う場合、Agendusは便利ですね。

 でも個別の入力、特にスピードが勝負の時はTAkePHONEや2dayに軍配が上がります。ですから両者の強みを生かす使い分けをゆっくりと考えていきたいと思います。とりあえずカレンダーボタン押すと立ち上がるPIMのメインは2dayの今日のスクリーンで、もう一度押すと2dayの週間表示、もう一度押すとAgendusの月間表示にジャンプするように設定したので、このまましばらく使ってみます。

 そういえば5wayの真ん中ボタンが既に傷だらけです。まだ買って3ヶ月足らずだというのに。どういう激しい使い方をしているのでしょうか。先日、思いっきり落下させてしまったので、本体の左下も一部禿げています。液晶周りに細かい擦り傷があります(液晶に傷がないのがせめてもの救い)。もうこうなったら傷を気にせずガンガン使い込んでいきますが、そうなると予備機が欲しくなってきますね。